エゾタンポポ(蝦夷蒲公英) |
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【特徴】 5月〜6月にかけて、低地や山地の草原、林の縁、明るい林の中などに咲くが、最近はセイヨウタンポポに圧されてほとんど見ることができない。 高さは30cmほどである。 |
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【食べ方】 葉は「和え物」「おひたし」「汁の実」「油炒め」「天ぷら」で、花は「おひたし」「三杯酢」「天ぷら」で、根は「きんぴら」「炒め物」で食べることができる。 花の柄はセイヨウタンポポのように白い汁が出ず、あっさりした味がする。 |
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【薬用効果】 煎じて飲むと強精強壮に良いとされている。 |
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【名前の由来】 蝦夷は北海道の意味で、タンポポとはたくさんの説があるが有力なのは、花を鼓に見立て「タン・ポンポン」の音を真似たと思われる。 漢字の「蒲公英」はタンポポと読めないが、これは中国名をそのまま用いたためである。 |