登山口〜姿見の池  2007年7月1日

  登山口   第1天人ケ原   第1天人ケ原   3合目   分岐   石室 経過時間
登り 10:05   10:40   11:00   11:25   12:00   12:15  
    35分   20分   25分   35分   15分   2時間10分

2006年9月16日 旭岳登山へ

 昨年(2006年9月)に姿見の駅までロープウエーで行って旭岳に登ってきました。その時に今度は下の登山口から姿見の駅まで登りたいと思っていたのですが、本日旭川で家内がフォークダンスのパーティーに参加することになり、終わるまでの時間を利用して登ることにした。
 また、昨年暮れに45年前に学大函館分校山岳部が遭難し、その時唯一人生き残った野呂氏が語った「凍れる命」の本を読んでからも是非したから登りたいと思っていたことが実現することになった。
 ロープウエー駅の横で入山届けをしたが、今日ここから登った人は数人で駐車場はほぼ満杯だったので、ほとんどの人はロープウエーで登ったと思われる。
 登山道に入ってすぐにエゾノリュウキンカやミヤマキンポウゲ、ミズバショウ、ヒメイチゲ、ムラサキヤシオなどのが咲いていた。
 コースはなだらかな登りが続き30分ほどで湿原に着いた。湿原ではチングルマが満開でショウジョウバカマも僅かに咲いていた。
 2つ目の湿原を過ぎると雪渓が所々に残っていて、滑ることもなく歩きやすかった。
 3合目から(←左写真)は忠別ダムや旭岳温泉を望むことができた。
 この辺では稀にエンレイソウやウラジロナナカマド咲いている程度である。
 分岐点が近くなるとキバナシャクナゲ、エゾノツガザクラが咲き始めてきた。
 また、ミツバオウレンが登山道近くから分岐まで同じように咲いていた。
 (写真左→)分岐点を左に行くと姿見駅に行き、右に行くと姿見ノ池に行く。
 ここからはチングルマ、エゾコザクラ、エゾノツガザクラ、ショウジョウバカマが咲き、姿見ノ池に登るまでは道の両側がお花畑になっていてとてもきれいである。
 姿見ノ池が近くなるとメアカンキバイ、ヒメイソツツジなどが目立つようになってくる。
 分岐に着いてから姿見ノ池まで花を見る人が沢山いて、登山道から分岐まで数人すれ違っただけだったので、じっくりと花を見ることもできない状態だ。
 愛の鐘がある休憩場所に着いて昼食後愛の鐘を建設したことや再建した銘板を読み、遭難したときの家族のつらさを強く感じた。
 その後石室に行って、ここまで来ていたら助かっていたのになとも思いをした。
 姿見ノ池から姿見駅までは見事なお花畑になっている。
 姿見ノ池はまだ凍っていたが来週には解けて旭岳を映し出すことであろう。
 夫婦池からは北鎮岳方面を望むことができた。今度はこの方向に行ってみたいと思っている。

開花していた花々へ  入浴:湯本「湯駒荘」

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