九州旅行

5月17日(火) 熊本〜鹿児島

熊本城

 まずは昨日食事をした場所の近くにある駐車場に向かって車を走らせたのですが、道に迷ってしまい、気がついたらお城の中に入っていました。そうするとそこに清正(せいしょう)神社があり、有料駐車場となっていたので、車を駐め受付で駐車料と御朱印帳に記帳してもらい、お城へと向かいました。
 お城の入り口で料金を払い中にはいると案内の方がおられて、この方は大変詳しい方で、10人ほどそろうと城内へと案内してくれ、拠点拠点でお城にまつわる説明をしていただきました。

 武家屋敷の道路は狭く、道の両側に武家屋敷が並び、公開している家で共通の入場券を購入し、庭園を見学できる事になっています。
 どの庭園もそんなに大きくないのですが、手入れが行き届いていて心が和む思いをしました。どの庭園も住んでいるので、入り込まないようにしなければなりません。
 公開している家の他、喫茶店、レストラン、小物売りなどの店もあります。 

知覧武家屋敷庭園

 昼を高速道路サービスエリアの食堂で具材をトッピングしてうどんを食べ、高速道路を降りて「指宿スカイライン」という有料道を通ったのですが、スカイラインとは名ばかりで、カーブの多い山道の道路を通って昔の知覧町に着くことができました。
 ここの城跡は、出先の城と言うことで山の上にあって、その下に武家屋敷がありました。

 熊本城の後、阿蘇山に向かおうと思ったのですが、黄砂がひどく見通しが大変悪いので、鹿児島県に向かうことにしました。(後で知ったのですが前日の16日に噴火があったそうです)

 創建当時から残る宇土櫓でここも最上階まで登ってきました。
 何故か櫓に鯱がありますが、熊本城再建の時に誰かがつけたようです。

 このお城の特徴は大天守と小天守からなっていて、1階部分がつながっています(写真左)。
 中への入り口は小天守で小天守を見て、降りてきて1階部分を通って大天守を見ることになります。家内は両方とも1階部分だけ見ましたが、私は両方とも天守閣まで登ってきました。

 武家屋敷で是非特攻平和会館を見るように進められて、車で5本ほどかかって会館に着くことができました。
 会館の前には映画の撮影で使われた飛行機のモデルや銅像などがたくさんありました。
 会館の中には特攻隊員として飛び立った方々の写真が展示され、その下にはその個人個人の想い出の品々が並んでいました。見学者の中には特攻隊員とゆかりがあると思われる方が熱心に見ているのが印象に残りました。
 見学中に視聴覚室で特攻隊のことについて説明していただけることが知らされ、ほとんどの人が会館の学芸員の説明を聞きましたが、胸が詰まる思いをしました。聞いている人の中には涙を流している人もいました。
 1時間ほどしか時間がなかったので、十分見ることができませんでしたが、平和の有り難さと戦争は絶対にしてはいけないことを痛感しました。

知覧特攻平和会館

 最近再建された本丸御殿大広間の中です。ここは豊臣秀頼を迎えるために作ったと言われている。
 正面奥が殿様と閲見する場所で、手前は殿様が家臣一同と閲見する場所だそうです。

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鹿児島市内

 上の写真は石垣の角度が違います。

 

 知覧から1時間ほどで鹿児島中央駅近くのホテルに着き、夕食は近くの居酒屋で地酒と地元の料理を頂きました。

 

 
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