1031.5m 2007年7月29日
登山口 | 3km地点 | 滝分岐点 | 頂上 | 所要時間 | ||||
登り | 8:50 | 10:05 | 10:40 | 11:40 | ||||
1時間15分 | 35分 | 1時間 | 2時間50分 | |||||
下り | 14:15 | 13:10 | 12:40 | 12:00 | ||||
1時間5分 | 30分 | 40分 | 2時間15分 |
今年(2007年)4月から退職を機に新卒当時住んでいた羽幌町に住むことになった。我が家の2階から写真左のように見えているのがピッシリ山である。 前もって「留萌北部森林管理署羽幌合同森林事務所(羽幌町南7条1丁目0164-62-1188)」に電話で問い合わせたところ、以前の愛犬沢は上羽幌曙間が交通止めになっているためか上羽幌から二股ダムを通るとのことである。 近くの人は事務所に行って入山届けをすることになるが、遠くの人は電話でも受け付けてくれ、ゲートの開け方を教えてくれる。 「夏山ガイド」には土日には開いているように書いてあるが、現在は閉じたままになっている。 我が家を8時に出発し登山口に向かい、上羽幌から「二股ダム」方向に右折し(写真右)、旧炭従街を通り抜けて行く(羽幌・霧立間の道路)とまもなく通行止めになっていて(写真左下)、そこを左に入っていくと二股ダム(写真下)である。ダムの左側の道路を通っていくと舗装道路が砂利道に変わってまもなくゲートがあり(写真右下)、事務所で教えられたとおりにして開けて奥に進んでいき、分岐があると写真右下のように誘導のためのポールが立っていて迷うことなく登山口に導いてくれる。 |
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登山口に近づくにつれて前日の雨のために比較的新しいタイヤの跡があることから私以外にも登山者があるようで安心して車を進め、我が家から約30kmの距離にある登山口に着いた。 比較的広い駐車場があって、函館ナンバーの車が1台駐まっていた。 |
天気も良く快適な登山となることを期待して、外に出ることにしたが、他のウエーブでもブヨが多いことが記されていたので、車の中で防虫クリームを塗り防止にハッカを吹き付けて外に出たところ沢山のブヨに迎えられたが、先日購入した虫除けの上着の効果か近くまで来るが刺されることはなかった。 |
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登山道は大変良く整備されていて、幅広く刈り込まれていて、狭い尾根を除いて頂上直下まで続き、留萌北部森林管理署羽幌合同森林事務所の方々に感謝の気持ちで登ることができた。 また、登山道は比較的なだらかで、1kmごとに頂上までの距離を示す標識が立っている。 登山道は林の中にあり、時々木々の間から遠くを臨むことができるが展望に乏しい感がする。 残り3km近くになると写真右のように頂上を見ることもできる。 |
急斜面になる最初の頃に滝分岐点(写真左)があり、右の沢に降りていけば良いのだが、往復に3時間かかるようなので行かないことにして登り続けると、固定ロープがあって(写真右)それにしがみつきながら登らなければならないが、距離にして数十m程度である。 | |||
急斜面を上り詰めると展望が開け、頂上付近が見えてきてもうすぐ頂上であり、(写真右上)残すところ1kmちょっとであるが、高度差が200m近くあり結構な急斜面である。展望が開けたところから少し降りたところが湿地帯となっていてミズバショウが大きな葉を広げていた。 頂上近くになると森林限界を超えることになり、ハイマツ帯の中を通って行くが、ハイマツの幹の上を歩くことになる。(写真右) |
山頂付近はハイマツ帯を丸く切り開いた草地になっていて、ハイオトギリソウやヨツバヒヨドリなどが僅かに咲いていたが、展望はすこぶる良く、利尻島や天売島、焼尻島の他暑寒別岳をはじめとする樺戸連山、三頭山、敏音知岳などを眺めることができた。 | ||
左から ・樺戸連山 ・中央に小さく見える利尻山 ・私が住む羽幌町と天売島・焼尻島 |
ピッシリ山の植物
花の名前をクリックすると詳しい説明を見ることができます。
エゾアジサイ | イチヤクソウ | ツルアリドウシ | ウメガサソウ |
タニギキョウ | ハイオトギリ | エゾノサワザミ | コガネギク |
アマニュウ | シロバナニガナ | タチギボウシ | カンチコウゾリナ |
ゴゼンタチバナ | シラネニンジン | ヨツバヒヨドリ | ヤマハハコ |
ツクバネソウ |