敏音知岳

704m

平成20年7月20日

  登山口   紅葉の滝   軍艦岩   山頂  
登り 8:05   8:50   9:30   9:55  
    45分   40分   25分   1時間50分
下り 11:30   11:00   10:25   10:10  
    30分   25分   15分   1時間20分
 我が家を6時に出発し、敏音知岳の登山口を目指した。
 オロロンラインを北上するのだが、遠くに利尻富士を見ることができ、今日の登山は好天気になることが予想できる。
 遠別を過ぎて啓明から中川町に向かい国道40号線にで、音威子府から浜頓別に向かうため、国道275号線に入る。まもなく霧が深くなり霧雨状態となった。
 8時ちょっと前に道の駅(写真左)の駐車場に車を駐め登山することになった。
 道の駅の横に登山入り口の標識(写真上)があり、その奧の鳥居の間(写真上右)が登山道になっている。鳥居の横にはルートマップの看板があった。
 鳥居の間の階段(写真右)を5分ほど登ると良く整備された登山道(更に右)に出る。
 登山道や標識が良く整備されていて快適な登山となりそうである。
 1km程歩くと林野庁の「森の巨人たち百選」にも選ばれた「千本シナ」名所(
(写真下左)に出る。
 10本ほどの幹が立っていて、根本の所は数メートルある立派な巨木である。
 ここの登山道は案内標識(写真右)が多く、登りながら名前の由来などの考えることができる。
石畳の坂を登り切るとまもなく、紅葉の滝(写真右)になり、ここから斜面をジクザク軍艦岩まで登っていくことになる。頂上付近を臨むことができるが、霧に覆われているし、下界の比較的低い山も霧に覆われていて頂上での展望はあまり期待できそうにない。
 また、紅葉の滝からデジ一のカメラを出し、花の写真を撮りながら登ったが、エゾアジサイやキンミズヒキなどの花が目立っていた。
 軍艦岩の上に梯子が掛かっていたので、登ってみると登山口付近の展望が広がっていた。(写真右)
 また、ここからは尾根ずたいの登りとなり、急な上り坂となる。
 ここまで登ってきても、一人の登山者とも会うことなく今日も寂しい山登りになりそうだ。
 軍艦岩からの登りにはロープをつたわって登らなければならないところが1箇所(写真右)あり、これを頼りに登って行くにつれて、霧の中に入っていくことになった。
 この辺からはシロバナニガナや蕾のハイオトギリ、ノミノフスマが多く見ることができる。
 
 晴れていれば、頂上から利尻富士やオホーツク海を見ることができるのだが、今日は頂上からの展望(写真左)は全くなかった。
 また、頂上のそばに三吉神社(写真右)が祭ってあって、フランス菊などの花が咲いていた。また、この登山道には園芸の花が目立つのも特徴であるが、この神社を飾っているのかもしれないと思った。
 何処も見えないので、10ほどで下山となった。
 下山を始めて、まもなく雲が切れ始め青空が見え始めたが、そのまま下りることにした。
 軍艦岩を越えて紅葉の滝までに、4組7人の人にすれ違った、天気が午後から良くなることを予想しての登山と言うことで、私のように下山後温泉と食事を楽しみにしている違いがあった。
 下山後道の駅で2人の人がこれから登ると言うことで結構人気の山のようである。

敏音知岳の植物

植物名をクリックすると詳しい説明を見ることができます。

オオウバユリ エゾクガイソウ エゾアジサイ エゾタツナミソウ
オニシモツケ ジャコウソウ ツルアジサイ(ゴトウヅル) イケマ
アキカラマツ エゾニュウ キンミズヒキ ミミコウモリ
アカミノイヌツゲ ウド ヨツバヒヨドリ ヨブスマソウ
ホサバアカバナ コウゾリナ ノミノフスマ チシマアザミ
ハイオトギリ ミヤマイボタ シロバナニガナ

温泉・食事:ピンネシリ温泉  

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